[ 熟成本山茶 ]

安倍川奥、井川の大日峠付近のお茶蔵に預けてあった

熟成本山茶用のお茶を引き取りに行ってきました。

DSC06899s300.jpg

DSC06889s300.jpg

 

標高1000mの山はもう秋の空気。

可愛らしい野の花が恥ずかしげに咲いていました。

 

DSC06920s300.jpg

DSC06928s300.jpg

 

徳川家康公は本山茶を愛し、井川に設けたお茶蔵に茶壺を保管し

秋になるとお城に下ろして熟成したお茶を楽しまれたと伝えられています。

井川の冷涼な気候の下でお茶蔵の中は20℃程度に抑えられ

ゆっくりと熟成してゆきます。

DSC06894s300.jpg

DSC06906s300.jpg

 

お茶蔵を管理している桶沢さんにお願いして蔵の扉をあけて頂きました。

DSC06910s300.jpg

DSC06917s300.jpg

 

上、左は温度計です。安定した温度を記録しています。 

白壁の蔵の建物と屋根の間には風が通る隙間が空いています。

こういう工夫もされていたのですね。

 

会社に戻って、茶の拝見です。

味わいがまろやかになって、香りも奥深くなっています。

お待たせしました、発売です。

DSC06932s300.jpg

DSC06935s300.jpg