安倍川奥、井川の大日峠付近のお茶蔵に預けてあった
熟成本山茶用のお茶を引き取りに行ってきました。
標高1000mの山はもう秋の空気。
可愛らしい野の花が恥ずかしげに咲いていました。
徳川家康公は本山茶を愛し、井川に設けたお茶蔵に茶壺を保管し
秋になるとお城に下ろして熟成したお茶を楽しまれたと伝えられています。
井川の冷涼な気候の下でお茶蔵の中は20℃程度に抑えられ
ゆっくりと熟成してゆきます。
お茶蔵を管理している桶沢さんにお願いして蔵の扉をあけて頂きました。
上、左は温度計です。安定した温度を記録しています。
白壁の蔵の建物と屋根の間には風が通る隙間が空いています。
こういう工夫もされていたのですね。
会社に戻って、茶の拝見です。
味わいがまろやかになって、香りも奥深くなっています。
お待たせしました、発売です。
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