茶農家が良いお茶を作ってくれなければ遣りようも無いのだけれど、
良い荒茶をさらに美味しくしようとするのが仕上と乾燥火入です。
葉の揃った手摘みの上級茶ならば仕上の必要もないのですが、
ハサミ刈りのお茶ですとどうしても茎や粉や大きな葉を選別しなければなりません。
更に、茶の持っている香味を最大限に引き出すのが火入れの作業です。
これも闇雲に強く火入れをしたのでは香ばしいだけでお茶が持っている本来の香味が失われてしまいます。
「出ておいで!出ておいで!」と加減をしながら火入れをして茶の香味を引き出します。
今日の朝茶は「駿府本山茶」(1080円/100g)。奥深い香りが秀逸です。 ( ^^) _旦~~
奥藁科と足久保茶農家のお茶をブレンドしました。
” 駿府 ” と名付けたのは茶農家の仕事に茶商の仕事が加わって初めてお茶が完成すると思っているからです。
お茶は農家と茶商の共同作業です。その上にお茶を入れて下さる方の優しさが加わります。
静岡の町には火入の腕自慢の茶商が沢山います。当店も負けずに頑張ります。!(^^)!
当店も明日から15日まで夏休みです。この間数日はお店を開ける積りです。
今日も暑さに負けずに張り切ってゆきましょう! \(^o^)/
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