昨日、「熟成」を勉強しているお客様が来店されました。
お茶の熟成について聴かせてほしいというので、諸々お話をしました。
熟成によって味の何が変わるのか、香りはどの様に変化するのか、そのメカニズムは?
どの様な条件で熟成は進むのか。茶に熟成の向き不向きはあるのか?
ところどころで「私も同じ考えです」「私も似た仮説を持っています」などと仰る。良く勉強されていました。
約1時間、楽しく意見交換が出来ました。
それにつけても、日本茶の熟成の研究は殆ど無いと言ってよく、考えを言うにしても多くは長年の経験で納得している事柄です。
鋭く突っ込まれると、返答の根拠となる研究成果(エビデンス)が有りません。
その方も「探しても有りませんねえ」とおっしゃる。
昔、僅かながら調べたことをお話ししました。
その方も今後、研究を進める中で実験などもされるかもしれません。
私もつくづく「エビデンスが欲しいなあ」「温めている実証実験をしたいなあ」と強く思った次第です。
今日の朝茶は「熟成本山茶」(1080円/100g)(もちろんH29年度産)
角の取れた味わいと香り。当社の茶師十段も思わず「これ良いねえ」。 ( ^^) _旦~~
今日も1日、元氣でお過ごしください!! \(^o^)/
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