[ 2020 茶の便り 12/27 ] 1,2煎

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1煎目と2煎目をブレンドすると美味しくなるという話題があったので遣ってみた。
出所がイギリスのようなので紅茶で。

まずは茶器を温めて準備。
左のポットで茶葉5gのティーバッグ。熱湯400cc。
右の審査茶碗に5gのティーバッグ熱湯200cc、3分後に右の審査茶碗にティーバッグを移して熱湯200cc2分。
5分後に同時にあげる。

結果はあまり際は感じなかった。

       準備。                 1煎目。                 2煎目。

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5分後に同時にあげる。                ポットの湯を審査茶碗に注ぐ。

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煎茶でも試してみた。
資料茶は川根普通煎茶。茶葉4gを計量。

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茶碗を温めてゆを注ぐ。
左が65℃200cc、右が65℃100cc。
                  右の茶葉を40秒後にさらに右の65℃100ccに移す。
                                     70秒後に両方の茶葉を挙げる。

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                  1,2煎の湯を一つに纏める。

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結果、左の方が味が濃く右がまろやか。
水色にも差が出る。(左濃い目)
茶葉の開き方が左が大きい。

温度管理には結構気を使ったが、出来上がりの茶の湯温を計ったら右が3度ほど低くなっていた。

所作の間に下がったかもしれない。

結論的には工夫をすれば1煎で1,2煎の味を作ることは可能だろう。

逆に大きな急須が無い場合工夫をすれば1,2煎のブレンドで2倍の1煎目と同じお茶を作ることも可能でしょう。

 

何となく分かっていることでも実際にやってみて腑に落ちる。 !(^^)!
そこが一番大事です。