お茶の商品を作る時に様々なお茶をブレンドして香味を整えます。
これを「合組(ごうぐみ)」と云います。
茶は農産物とは云うものの茶商は1年を通して安定した香味のお茶を届けようとしています。
「○○」と云う茶名のお茶ならこんな味と云うお客様の期待を裏切らないために茶商が心を砕く作業です。
ある商品の在庫がなくなると、新らたな合組をします。前の合組で使ったお茶が何割かあって、
新規に仕上げたお茶を上手に合わせてゆきます。
もちろん年間を通じて同じお茶を使用することも可能ですが、その年の売れ行きであるお茶が少なくなることもあります。
また、季節が変わると少しだけ合組を変えることもあります。
例えば秋からは春より強火入れのお茶を入れるとか、秋になって熟成して美味しくなるお茶の比率を増やすとか、色々です。
今日の朝茶は「萌水(ほうすい)」540円/100g。
普段遣いのお茶として人気があります。そろそろ合組が必要なので味の確認もかねて一服です。 ( ^^) _旦~~
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