宇治では煎茶の茶園が激減して碾茶用の茶園に替わっていることは茶業者なら概ね知っていることです。
静岡でも時流に乗り遅れまいと(この時点で大分乗り遅れています)碾茶へのチャレンジが数年前から始まっています。
山のお茶(煎茶)の状況が年々厳しくなる中で致し方の無いことではあります。
本年1番茶で低価格帯までできて、2番茶は採算ギリギリのところで商いがついています。
高齢化もあって2番茶の生産は毎年減少。本年奥藁科(大川清沢)で2番茶生産は協同工場1軒、自園で1軒のみです。
その自園の1軒が当店と長い付き合いの良質茶生産の茶農家です。
何とか買い支えて行かなければと思っています。新農業基本3法の理念は「持続可能」ですから...。
他の家はやめて外へ働きに出たり、カブセにして生葉を岡部に持ち込んだり。
食べてゆくためにいろいろ頑張っています。
今日の朝茶は、昨日夕方急な出荷で残った1煎。「瑞雲」(1620円/100g)
上品なミル芽香とまろやかな味わいが良いですね! ( ^^) _旦~~
今日も1日、明るく爽やかな気持ちお過ごしください! \(^o^)/
清沢の2番茶。
竹澤 康
小島さん、おはようございます