[ 2018茶の便り 11/8 ] 湯量

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お茶を淹れるときの条件は茶葉量、湯温、湯量、浸出時間です。

 

お茶っ葉の量は大さじ軽く山盛り1杯で約5gで見当がつきます。次はお湯です。

湯気がかすかにゆらゆら揺れているくらいで70℃。もう少し低くしたければ一呼吸。

さて、お湯の量です。

画像左(茶)は常滑の高資(たかすけ)菊丸型。270ccくらい入ります。

右(アイボリー)は平丸。320ccくらい入ります。

上の画像は、それぞれめいっぱい湯を入れたところです。

下の画像はどちらも200cc入れたもの。普段はこんなものでしょうか?

 

実は茶葉量も湯量もどの位の量を何人分入れたいかで決めて逆算します。

80cc3人分(あるいは40cc6人分)なら240cc、

茶葉が湯を吸う量(1煎目で茶葉g数の3倍)を足して270cc~320ccのお湯が必要です。

下の湯呑みの画像はごく小さな湯呑みで右のめいっぱい入れたもので60cc入っています。

真ん中の8分目くらいので40cc、左の7分目くらいので30ccです。

湯呑に何分目というのは意外とアバウトになります。人によっても感覚が違います。

 

こんなことを頭に入れておいて、お茶を淹れてゆきます。

浸出時間はまた次に...。

大雑把に言えば急須の中の茶葉が少しほぐれ始めたタイミングでゆっくりと湯呑に注ぎ分けてゆけばほぼ間違いないでしょう。

 

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(見やすくするため茶葉を振りかけました。)