「大震災」と聞くと思い浮かべる町が２つあります。
学生時代にお世話になった神戸とお得意様のある気仙沼です。

神戸は震災３か月後の４月に訪れました。
梅田から宝塚線で西ノ宮までそこから六甲まで途中不通区間はバスに乗り換えていきました。
建物の１階部分が潰れて２階から上が1階に落ちたようなビルが沢山ありました。
気分がすぐれなくなったのを覚えています。
大学の被害は左程なく無事でしたが三宮はデパートも崩壊して悲惨でした。

東北は暫らくはテレビに映し出される津波の映像と刻々と変わる原発の情報にくぎ付けでした。
震災から数か月で仮店舗設置と商売再開の報を受けて東北人の粘り強さを感じました。
暫らくして訪れた気仙沼の港は建物が流されて更地に近い状態でした。
陸に打ち上げられた大きな船の前におかれた慰霊の設えに手を合わせてきました。
足を延ばして陸前高田の気仙茶の茶園に連れて行って頂きました。
有名になった一本松が1人健気に立っていました。

帰りの新幹線の車窓から見える、いつまでも続く田んぼの風景に東北の豊かさを身に滲みて実感したものです。
日本を支えるのはこの豊かさだと胸が熱くなりました。

数年後にご縁があって石巻を訪れました。
こちらも甚大な被害を受けた街です。
それでも復興への情熱は燃えていて感服しました。

あれから10年、26年。
世の中も随分変わりました。
それでも変わらぬ温かい心があります。
人々はずっと前を向いています。

お亡くなりになった方のご冥福を祈り、ご遺族に改めてお見舞いを申し上げます。

 

今日の朝茶は「清風」（８６４円/１００ｇ）。

今日は時間が無くて感で淹れました。　!(^^)!
まろやかな香味が良いですね。　( ^^) _旦~~

 

今日も１日、明るい氣持ちでお過ごしください！　＼(^o^)／