例年以上に天気予報を頻繁にチェックしながらの仕入れ時を見極めます。
農家も同様の気持ちで摘採を進めています。
気象庁と日本気象協会で予報が少し違うので皆ヤキモキしています。少しの違いがこの時期我々にとっては大きな違いになります。
ざっと降ったらカラッと晴れてくれるのが理想です。静岡県は隣県に比べ雨量は多いが日照時間も長いという良い気象の県のはずですが、今年は少し勝手が違うようです。
「微気象」という小さな地形や斜面の向きなどによる気象条件の違いがあります。これに土質が加わって川毎・生産者毎、もっと言えば茶園毎に香味の違うお茶が出来ます。この違いを見極めながら仕入れを進めます。
もう少し広いエリアで言うと南アルプスの雪解け水が駿河湾に流れ込んで静岡市から牧之原市辺りは海に低気圧が発生しやすいと聞きます。夕立が発生しやすい条件です。また、駿河湾は天然クーラーでもあります。
総じて恵まれた環境でのお茶づくりなわけですが、それでも苦労は付きません。苦労と言っても見方を換えれば自分に対する要求水準が高いということです。すなわち楽しい苦労ということです。 !(^^)!
昨日の雨で今日の仕入れは無しです。
静岡県西部では朝の雨前の2時間ほどで刈り取ったお茶が市場に上場されていました。
本山地区では自園の農家のお茶で翌々日上場のお茶が数点上場。
買い手の数も限られ、静かに商談が成立していました。
今日の朝茶は牧ノ原の深蒸し茶の一つ。毎年お願いしている生産家のお茶です。
ミル芽の甘味が良いですね。 ( ^^) _旦~~
今日も1日、晴れやかにお過ごしください! \(^o^)/
茶葉 | 12g | 牧之原仕上 | ||
煎目 | 湯量 | 湯温 |
浸出時間 |
香味 |
1煎目 | 300㏄ | 60℃ | 60秒 | まろやかな味わいです |
2煎目 | 250㏄ | 70℃ | 10秒 | まろやかさが続きます |
3煎目 | 150㏄ | 60℃ | 10秒 | 安定した香味が出ます |
4煎目 | 130cc | 65℃ | 15秒 | |
5煎目 | 110㏄ | 65℃ | 15秒 | |
6煎目 | 100㏄ | 70℃ | 30秒 | |
7煎目 | 80㏄ | 80℃ | 60秒 |
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