今年の一番茶も最終盤。
梅ヶ島と奥藁科、清水奥、富士・富士宮あたりだけになりました。
一番茶生産量は肌感覚では3割減。
今年気候原因の芽伸びの遅れ、芽数の少なさによる収量減が一つ。
高齢化による摘採面積の減少、或いは放棄が二つ目。
煎茶園から碾茶園(抹茶)への変更が三つ目。
ここ10年あまり、生産技術の向上、多品種の生産、多種多様な茶製造の試みがあって煎茶~紅茶の世界はいろどりが豊富になりました。
お茶好きの方にはまぎれもなく幸運な時代でした。
それが今年あたりからはっきりと現実問題として急激に雲行きが怪しくなってきました。
国の施策は持続可能な農業、農業農家農村の振興を謳っていますが力強い手立ては見えてきません。
米が高騰、お茶も減産、海苔も減産、梅干も普通には作って売れない時代になりました。
和食の文化が急激に疲弊しています。
街には日本文化を求めて外国の観光客が大勢歩いています。
当店にも1日1組くらいの割合で外国の方が見えられます。
このギャップを何とか解消したいものです。
今日の朝茶は富士宮のお茶。
癖がなく素直な香りと甘味が良いですね。 ( ^^) _旦~~
明るい水色からも製造の良さを感じます。
ブレンド用に使います。 !(^^)!
今日も1日、元氣にお過ごしください! \(^o^)/
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