米は減反政策で長期的に減少傾向が続いていました。
消費需要減に対応する措置でした。
2023年の不作の時はそれ程そのことが表面には出てきませんでした。
昨年になって米価上昇という現象が起きて※不足が表面化しました。
お茶は需要減による価格低迷、それによって生産意欲減退、高齢化による生産縮小などが続いていました。
インバウンド需要は煎茶から玉露へと変化し抹茶の認知によって需要が急拡大しました。
抹茶の原料である碾茶製造工場が沢山建てられて茶園も煎茶から碾茶園へとシフトが進みました。
それでも抹茶不足は解消されず相場は高騰、生産量が減った煎茶もその煽りを受けて価格が高騰しました。
両者に共通しているのは生産量不足と価格高騰。
その遠因は生産者の高齢化、担い手不足にあると思います。
今日の静岡新聞にも静岡茶ブランドの再構築施策の記事が載っていました。
どのような方向になるのか分かりませんが佐藤可士和さんからどのようなアイデアが出てくるか興味津々です。
一方で持続可能な農業をどう構築してゆくのか、実はそちらの方が喫緊の課題のように思えるのです。
今日の朝茶は「藁科」(1080円/100g)。
普通より少し蒸しを強くした煎茶です。
まろやかな味わいが良いですね! ( ^^) _旦~~
今日も1日、明るくお過ごしください! \(^o^)/
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