日頃、「美味しいお茶の淹れ方」などと言っていますが、つくづく条件の微妙な違いで香味が変わるものだと実感します。
こういう淹れ方をすれば大方「おいしい」と言って貰えるだろうというのはありますが、さらに追及してゆくと繊細なものがあります。
さじ加減とか良い塩梅とかいう言葉があります。
これも本人次第で理解の深さは違ってきそうです。
負担にならない程度に気を使って、あとは楽しくお茶の時間を過ごして頂くのがベストでしょう。
今日の朝茶は深蒸しの荒茶。仕上げる前にテイスティングです。
新鮮な緑の香りが4月を思い出させます。
1煎目茶葉12g湯量310cc湯温60℃60秒。新鮮な香りとまろやかな味わいです。
2煎目250cc65℃10秒。コクも出て良い感じです。
3煎目60℃10秒。コクに少し渋味が加わりました。湯を足すとうま味を感じます。
4煎目60℃20秒。3煎目と似た香味です。
5煎目65℃15秒。甘味を感じます。
6煎目70℃30秒。薄い渋味です。湯を足すと渋みが遠のいて甘味を感じます。
7煎目80℃60秒。
今日も1日、元氣でお過ごしください! \(^o^)/
1煎目 2煎目
3煎目 4煎目 5煎目 6煎目 7煎目
湯を少し足してみました。
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