[ 今日の朝茶1902 ] 雑味

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「雑味」という言葉をふと思いついて確認してみた。
雑味は日本酒などでよく使われる言葉で、アサヒビールさんではクリアな味(純粋な味)を邪魔する雑多な味の総称。それが明確に表現できるときには、渋味、収斂(しゅうれん)味、酸味等々の表現を使う」と考えている。
単一の成分としては特定できないようだ。
お茶を飲んで「雑味感がある」と思うときは、上に照らせばカテキンの渋みとシュウ酸のえぐ味、何かのポリフェノールの収斂作用、殺青不足による酸味が混じった感じか!? 

そこで本山茶を使って確かめてみる。

今日の朝茶は「駿府本山茶」(1080円/100g)。
安倍川藁科川流域でも中山間地域のお茶です。
美味しく入りました。雑味の感想は表の中で。 ( ^^) _旦~~

今日も1日、愉しくお過ごしください! \(^o^)/

駿府本山茶 12g DSC_2264ctris116.jpg
煎目 湯量 湯温 浸出時間 香味
1煎目 300㏄ 60℃ 60秒 薄めですが優しいうま味甘味です。
2煎目 250㏄ 70℃ 10秒 旨味に香りも立って秀逸な香味です。
DSC_2262rctris400.jpgDSC_2263rrrctris400t.jpg
3煎目 150㏄ 60℃ 10秒

少し時間を置いての3煎目、旨味を少し上回る渋味。
雑味とまでは言わないが少し舌をざらつかせる渋味。

4煎目 150㏄ 65℃ 15秒 3煎目を薄くした感じ
5煎目 130cc 70℃ 20秒 甘味と香りの発揚が良いです
6煎目 120㏄ 75℃ 25秒 ここで艶感のある甘味と山茶の香り、意外です
7煎目 100㏄ 80℃ 30秒 薄めの爽やかな香味です