今日は1か月半ぶりの土曜休み。ゆっくり起きて店を開けて店番です。 !(^^)!
昨日も外国の方が2組いらしていろいろ試飲をしていかれました。
話をしてると以前に比べお茶の知識が増えているなと感じます。
茶種のこと、品種のこと、湯加減のこと、話題が広がります。 (^^♪ (*^^)v
日本の食文化が世界に広がっています。
世界に誇る日本の農業技術ですが、農業政策はいかに?!
米減産、お茶減産、海苔減産...迷走しているように思えます。
今日の朝茶は「瑞祥」(1080円/100g)。
久し振りにゆっくり1人で瑞祥を飲みます。
濃厚なうま味甘味とかぐわしい香りが一時の幸せを運んでくれます。 ( ^^) _旦~~
急須は常滑焼、青峰さんの息子さんの豊さんのもの。穏やかな表情です。 (^^♪
今日も1日、元氣にお過ごしください!

明日明後日の土日は休業です。(店は開けます。 !(^^)! )
茶市場も久し振りの休業です。
農家も少しほっとして骨休め。
とは言え、工場の片づけ、2番茶の準備、人によっては田んぼの世話。
まだまだ作業が続きます。
お茶屋は、年間のお茶作り計画、2番茶の仕入れ計画、地方への出張営業に力が入るところです。
去年は2番茶の生産自粛で生産量日本一の座を鹿児島に奪われましたが、今年は2番茶復活で奪い返すかもしれません。
まあ、こういうことで日本一と言ってもあまり意味も無いのですが。
今日の朝茶は奥藁科大川の最終荷。
形は大分大きくなりましたが良い味わい。渋味少なく、甘みがあります。 (^^♪ (*^^)v
少し萎凋気味で華やいだ香りがします。 ( ^^) _旦~~
今日も1日、元気にお過ごしください! \(^o^)/


茶市場の取引時間も段々遅くなって、産地も量も減少。
本年度1番茶ももうすぐ終了です。
鹿児島からは2番茶が来始めています。
当店は必要ないのでこちらの仕入には出向きません。
これから出物の合(ブレンド)や有機の仕上げ、頼まれた荒茶の仕上げなどが待っています。
今日の朝茶は「緑盞(りょくさん)」(432円/100g)。
下級の荒茶の価格が高かったので苦労しましたが、爽やかに甘くできました。 ( ^^) _旦~~
今日も1日元気にお過ごしください! \(^o^)/

今年のお茶の生産量が少なく価格が高いことは何度か書きました。
新聞等でも言われている通りです。
ただ、高価格帯のお茶は少し強めの相場で始まりましたが何割も高いというほどではありませんでした。
中級から低価格帯になるにしたがって2割3割と格高になってゆきました。
原因は生産減が次第に明らかになっていったからでしょう。
そしてそれは今年1年で終わらない根本的な理由がありそうです。
生産者の高齢化による担い手の減少と継承の危機。
海外での抹茶需要の増加予測とその先の見通しの難しさ。
今までの顧客層の高齢化と減少に対して若者層にいかにお茶の味わいを分かって頂けるかの努力が十分でないこと。
これらの理由への解答を見出し、施策を講じるには何年も掛かりそうです。
ただし、タイムリミットとの競争です。
当店は当店の出来る策を講じてゆくしかありません。 (*^^)v
今日の朝茶は大川の自園のお茶です。
上質な香りうま味のお茶です。 ( ^^) _旦~~
1人で静かに愉しみます。 !(^^)!
今日も1日、元氣にお過ごしください! \(^o^)/

今年の一番茶も最終盤。
梅ヶ島と奥藁科、清水奥、富士・富士宮あたりだけになりました。
一番茶生産量は肌感覚では3割減。
今年気候原因の芽伸びの遅れ、芽数の少なさによる収量減が一つ。
高齢化による摘採面積の減少、或いは放棄が二つ目。
煎茶園から碾茶園(抹茶)への変更が三つ目。
ここ10年あまり、生産技術の向上、多品種の生産、多種多様な茶製造の試みがあって煎茶~紅茶の世界はいろどりが豊富になりました。
お茶好きの方にはまぎれもなく幸運な時代でした。
それが今年あたりからはっきりと現実問題として急激に雲行きが怪しくなってきました。
国の施策は持続可能な農業、農業農家農村の振興を謳っていますが力強い手立ては見えてきません。
米が高騰、お茶も減産、海苔も減産、梅干も普通には作って売れない時代になりました。
和食の文化が急激に疲弊しています。
街には日本文化を求めて外国の観光客が大勢歩いています。
当店にも1日1組くらいの割合で外国の方が見えられます。
このギャップを何とか解消したいものです。
今日の朝茶は富士宮のお茶。
癖がなく素直な香りと甘味が良いですね。 ( ^^) _旦~~
明るい水色からも製造の良さを感じます。
ブレンド用に使います。 !(^^)!
今日も1日、元氣にお過ごしください! \(^o^)/

茎茶のことを昔から棒茶と読んでいました。
何十年も前に婦人雑誌で取り上げられてから人気が出ました。
当店でも昔付けた茶名でそのまま棒茶と呼んでいます。
コスパの良いとても人気のお茶です。 !(^^)!
今日の朝茶は「特一最上棒茶」(540円/100g)。
茎独特の甘い香りと、一格上のうま味のお茶です。 ( ^^) _旦~~
今日も1日元気にお過ごしください! \(^o^)/

お茶の仕入れ仕上が進むと、値の上のものから順に下の値ごろまで出来上がってゆきます。
この間に、産地別のお茶を作ったり茎茶の火入れをしたりとまだまだ忙しい日が続きます。 !(^^)!
今年は中級の上までは何とか仕入れられましたが下級茶の仕入れがままなりません。
10アール当たりの収量が2割以上の減産、茶作りをやめた茶園の増加、煎茶園から碾茶園(抹茶)への転換などが原因です。
煎茶の生産量は6割程度になるかも知れません。
こうなると去年生産調整として生産をやめた2番茶が復活の気配です。
去年静岡県は2番茶生産を自粛、鹿児島県は例年通りの生産をしたため生産量日本一の座を奪われました。
今年はまた日本一の座を奪還するかも知れません。
ただ、そのことがことの本質と違うイメージで伝わってゆくのは何とも歯がゆいところです。
兎に角、何とか下級茶の手当てもしてお客様に間に合わせたいと思います。
今日の朝茶は清沢自園のお茶。
1煎目は60℃で、2煎目は80℃で淹れました。 (*^^)v (^^♪
山のお茶の香りと清々しい甘みが口の中に優しく広がってゆきます。 ( ^^) _旦~~
今日も1日、元氣にお過ごしください! \(^o^)/

土曜日の雨もあって日曜日の今日は茶市場での取引はありませんでした。
そこで朝5時から山に向かって車を走らせ、清沢の八伏山の茶園を見に行ってきました。
葉の色は良いものの、茶の芽がすっと上に伸びておらず茶刈をするのになかなか厄介な感じでした。
20㎝四方の枠にどれだけの茶の芽があるか調査するのですがどこでも平年より少ないということです。
今期静岡県内外を問わず芽数が少なく芽伸びもゆっくりで収量減は必至です。
加えて煎茶園から碾茶園へ変わる茶園も多く煎茶生産は難しい年です。
それでも出来る限り良品確保をと毎日少量の荷口でもコツコツと集めていきます。
今週いっぱいでほぼ目途がつくでしょう。
あと少し頑張ります。 \(^o^)/


今日は5月7日、「粉の日」だそうです。
鎌倉時代に宋の国へ留学僧が赴いて勉学を重ねて帰るときに持ち帰ったのがお茶でした。
全国的に有名なのは栄西です。
静岡では聖一国師が有名です。国師は祇園山笠発祥で知られる博多の承天寺や、京都の東福寺の開山としても知られる高僧です。
聖一国師は茶のほかにも饅頭やうどんの製法も伝えたと言われています。
当時のお茶はお抹茶のように粉状のものと考えられています。
うどんや饅頭も粉の製法があってはじめて可能になります。
聖一国師は日本に粉の文化を持ち込んだ僧といえます。 !(^^)!
今日の朝茶は「藁科」(1080/100g)。
まろやかな味わいの中に本山茶の香りが漂います。 (*^^)v (^^♪
火香も少しして良い感じの仕上げになりました。 ( ^^) _旦~~
今日も1日晴れやかにお過ごしください! \(^o^)/
店の横にあるプランターの茶の樹の芽がやけに白い。
こんなことは今までなかった。 (^^;)
何故だろう?
気候のせいか、肥料のせいか?
分かる方いますかね?

